災害大国を救え!

災害看護の具体的な仕事内容

災害看護は、災害が発生した際に被災地や避難所を中心に行われる看護のことです。
その仕事内容は、患者のトリアージや被災地での感染予防、身体および精神的なケアなど、多岐にわたっています。そのため、災害看護に携わる看護師には、災害時の対応に関する知識や技術はもちろん、迅速な対応と冷静な判断力が必要であると言われています。

具体的な仕事内容は、例えば患者のトリアージであれば、被災地で発見された被災者の状態を確認し、治療の必要性の段階を判断するものです。これによって迅速に治療を必要とする患者を適切に見分けることができるようになり、医師や救急救命士の仕事をサポートすることができます。
また、トリアージでそこまで緊急性がない患者に対しても適切な説明と治療をしていく必要があるので、常に観察できるかどうかが重要になります。

避難所では、ケガや病気のケアはもちろん、インフルエンザやノロウイルスなどの感染を予防していく必要があります。被災者の健康状態を確認していく上で感染の有無を観察する必要があるほか、感染が認められた場合は避難所全体に感染が拡大しないように患者を隔離するなどの対処が求められます。

さらに、被災者は突然の災害による不安や避難所での慣れない生活により、精神的な疲労を感じているケースも少なくありません。そのため、被災者の話を聞いたり不安を解消するなどの精神的なケアの実施も、看護師の大事な仕事です。

上記のように被災地における災害看護の重要性は非常に大きいため、それを実施する看護師の需要も高まっています。

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